
床ずれ(疾病名=褥瘡)とは、体重の集中する部分の骨と寝具に挟まれた皮膚組織が圧迫され、『血流が悪くなり、皮膚やその下の組織が新でします外傷」です。
床ずれは、表面から見えない内部組織のダメージが初期には目で確認できないために、傷の状態が急激に悪化することがあります。毎日、注意して皮膚を観察することが大切です。

床ずれの予防
出来るだけ受圧面積を広くする様な工夫が必要です。
各素材(ウレタン、エア、ゲル、ウォーターなど)のマットレスに、身体が沈み込むことで、マットレスと身体の接触面が広くなり、体圧を分散することが出来ます。
単一の素材の場合、体重が集中する腰部の過度な落ち込みに要注意。
体位変換
圧迫部分を直接解放することができる「体位変換」が最も有効な手段です。
細かい体圧分散の工夫(ミニ・ポジショニング)
踵を少し持ち上げて圧の解放をする、後頭部を動かすなど、細かい体圧分散も効果的です。